沖縄県警沖縄署に2022年、若者ら約400人が集まり投石するなどした騒動を巡り、県は7日、計38人を相手取り、壊れた警察車両の修理費用など計約412万円の損害賠償を求めて提訴する方針を固めた。
2月定例県議会に議案を提出する。
賠償を求めるのは、投石などをした若者や暴力団員ら15人と、その保護者ら23人。県警によると、示談に向けて交渉したが、同意を得られなかったという。
内訳はパトカーなど車両12台の修理費用計約240万円、電光掲示板約82万円、玄関にあった焼き物の「シーサー」約30万円など。