東京都大田区の羽田空港C滑走路で、日本航空の旅客機と海上保安庁の航空機が衝突し、炎上した事故で、警視庁によると、海保の航空機に乗っていた男性乗員5人が死亡した。
自力脱出した男性機長も負傷したが、意識はあるという。
東京消防庁によると、日航機から脱出した乗員乗客379人のうち17人が負傷した。
国土交通省などによると、旅客機は新千歳(北海道)発羽田行き日本航空516便(エアバス350型機)。2日午後4時20分頃に出発し、同5時40分頃に羽田に到着する予定だった。
海保によると、日航機と衝突したのは、羽田航空基地所属の「MA722」(全幅27・43メートル、全長25・68メートル)ボンバルディア社製の機体。機長を含め計6人が乗っていた。