老朽化で引退する長崎県の佐世保海上保安部所属の巡視船「あまみ」(230トン、全長56メートル、幅7・5メートル)の解役式が9日、佐世保市干尽町であった。
海保、大型巡視船5隻建造へ 尖閣周辺の警備強化
1992年に就役し奄美、佐世保両海保に配属され、約61万キロを航行。2001年12月に奄美大島(鹿児島県)西方の東シナ海で北朝鮮の工作船を追跡した際は100発以上の被弾をして、船内には弾痕が残っている。
佐世保海保の井上昭典部長が「能力を最大限発揮して安全を守ってきたあまみに敬意を表したい」と式辞。船番号「PM95」が白いペンキで塗り消され、31年の任務を終えた。後継には唐津海上保安部所属の巡視船「まつうら」が配備される。【綿貫洋】