今季最強寒波が到来した12月21日、夕方のニュース番組では各地の雪の様子をレポート。その中で紹介された、大雪の中を下校する小学生の女の子が話題になりました。
【写真】「この子の親です」!? お母さんから届いた実際のリポスト「雪が予想以上に冷たくて泣いちゃった小学生可愛すぎて笑った。こういうニュースだけ見ていたい」そうつぶやき、X(旧Twitter)にニュース番組のキャプチャー画像を投稿した、ゆるふわ怪電波☆埼玉(@yuruhuwa_kdenpa)さん。15万以上のいいねがついた画像に写っていたのは、大雪の中、白いシャツとスカート、素足に長靴という薄着姿で、「え~ん」と泣きながら下校する小学生の女の子の姿。

出迎えた祖父に「どうした?」と聞かれ、祖父にしがみつきながら、「つ、つめたぃ…」と訴える女の子。「雪が冷たい?ジャンパー着てこないからじゃないかい」と、優しく諭す祖父と孫のほのぼのとしたやりとりに癒されつつも、警報級の大雪の中、女の子が薄着だった理由について、さまざまな憶測の声が寄せられました。子どもはすぐに「脱いじゃう」から「雪国ってお部屋の中は暖かいから、大丈夫かなと思って外に出ちゃったのかな」「ジャンパー着せてもすぐに子どもは暑いって脱いじゃうんですよね。で、遊び過ぎて寒くなってしまう」「(子どもは)大人の常識が通じない愛しい生き物よ。マジだよ!マジ!」画像を投稿したゆるふわ怪電波☆埼玉さんもニュースを見て、「学校を出た時はいけると思ったのかな?」と、推察していたそうです。そんななか、「親はこんな薄着で学校に行かせたの?」「虐待だ」などと、過剰反応する人も出現。すると、意外な人物がタイムラインに現れました。「この子の親です」「この子の親です。この大雪に上着を着せてない親はいないですw 朝、厚手の上着とタイツを履かせ登校させました。このパンパンのナップサックの中に上着とタイツが入ってます。後ろの小学男子は兄なのですが、何言ってんだこいつ、みたいな目で妹を見てます。子供は親の予想を上回る生き物で可愛いです」Xにそう投稿したのは女の子の母、あやか (@ayayaya____) さん。「虐待と言われ弁明したくて」と、女の子が薄着だった理由を投稿。19万以上のいいねがつきました。「上着を着せていないから虐待だと言われ、上着買えないほどの貧乏だと言われ、弁明しない親はいないと思いますよ。今日から冬休みなのでスキーに連れて行きました。娘は手が冷たいと泣いていました(デジャヴ)」と、ユーモアを交えて投稿したあやかさん。その機転の良さを絶賛する声も寄せられました。炎上対策が上手いし、子どもを大事にしてることがわかる「こういう上手い返しが出来る人素敵」「炎上対策がうますぎる。必要な情報が全部入ってるし、さらに子どもを大事に育てていることがうかがえる一文もある。芸能人のマネージャーになった方がいい」それでもまだ、「えっ本物の親さんですか?」と疑う人に対して、「信じてくれない方に何を言っても信じてもらえないと思っていますので、特に気にしてはいませんが、昨日はちゃんと上着を着て帰って来てくれたことをご報告致します。母はそれだけで安心です」と、投稿していたあやかさん。実は娘さんは、何度も上着やタイツを学校や学童に忘れているという、天真爛漫で元気な女の子。そんな娘さんの薄着騒動について、あやかさんにお話を聞きました。学校が暖かくて…間違えた!ーーお家を出る時は着ていた上着やタイツ、娘さんはなぜナップサックに入れて下校を?「あの日の1週間前ぐらいから今年最強の寒波が来ると報道されていたので、備えは充分していたんです。なので、『なんで着て帰って来んかったん?』と聞いたところ、『学校があったかかったから間違えたー!』と説明されました(笑)」ーーなんと(笑)。「娘は小学校1年生なので、まだ自分で体温調節できないのもありますし、ナップサックに詰め込んでしまい、出すのが面倒くさかったのもあると思います」翌日は…「上着を着て帰って来てくれました」ーー泣いていた様子が話題になったことについて、娘さんは何かおっしゃってますか?「『ジャンパー着んかったらジャンパー買えない貧乏な人って思われるし、お母さんが虐待してるって思われるから今日はちゃんと着て帰ってきてね』と、何度も伝えました。『うん!わかったー!』と言っておりました。ちゃんとその日は着て帰ってくれて良かったです」ーー妹さんとおじいちゃんのやりとりを後ろから見ていた息子さんは何かおっしゃってましたか?「『妹がさー、ジャンパー着んとさむぃーーって泣いとるところ、テレビに映るよ!』と教えてくれました」ーー報道された一場面から一方的に非難する声もあったことについては、どんなお気持ちですか?「受け取り方は皆さんそれぞれなので全然気にしてません。あるある~とか、ほっこりしたとか、くすっと笑ってもらえてるなら本望です!」◇ ◇あやかさんのご家族が住む地域は雪景色が美しい場所。そのため、日々たくさんのテレビ取材があり、お子さんたちもカメラを向けられることには慣れているのだそうです。「えーんしてたらどうした?と答える人のいるあたたかさ」という声も寄せられた、雪国のほっこりとした日常が垣間見えた今回のニュース。いつかご家族の楽しい思い出のひとつになるといいですね。(まいどなニュース/Lmaga.jpニュース特約・はやかわ かな)
「雪が予想以上に冷たくて泣いちゃった小学生可愛すぎて笑った。こういうニュースだけ見ていたい」
そうつぶやき、X(旧Twitter)にニュース番組のキャプチャー画像を投稿した、ゆるふわ怪電波☆埼玉(@yuruhuwa_kdenpa)さん。15万以上のいいねがついた画像に写っていたのは、大雪の中、白いシャツとスカート、素足に長靴という薄着姿で、「え~ん」と泣きながら下校する小学生の女の子の姿。
出迎えた祖父に「どうした?」と聞かれ、祖父にしがみつきながら、「つ、つめたぃ…」と訴える女の子。「雪が冷たい?ジャンパー着てこないからじゃないかい」と、優しく諭す祖父と孫のほのぼのとしたやりとりに癒されつつも、警報級の大雪の中、女の子が薄着だった理由について、さまざまな憶測の声が寄せられました。
「雪国ってお部屋の中は暖かいから、大丈夫かなと思って外に出ちゃったのかな」「ジャンパー着せてもすぐに子どもは暑いって脱いじゃうんですよね。で、遊び過ぎて寒くなってしまう」「(子どもは)大人の常識が通じない愛しい生き物よ。マジだよ!マジ!」
画像を投稿したゆるふわ怪電波☆埼玉さんもニュースを見て、「学校を出た時はいけると思ったのかな?」と、推察していたそうです。
そんななか、「親はこんな薄着で学校に行かせたの?」「虐待だ」などと、過剰反応する人も出現。すると、意外な人物がタイムラインに現れました。
「この子の親です。この大雪に上着を着せてない親はいないですw 朝、厚手の上着とタイツを履かせ登校させました。このパンパンのナップサックの中に上着とタイツが入ってます。後ろの小学男子は兄なのですが、何言ってんだこいつ、みたいな目で妹を見てます。子供は親の予想を上回る生き物で可愛いです」
Xにそう投稿したのは女の子の母、あやか (@ayayaya____) さん。「虐待と言われ弁明したくて」と、女の子が薄着だった理由を投稿。19万以上のいいねがつきました。
「上着を着せていないから虐待だと言われ、上着買えないほどの貧乏だと言われ、弁明しない親はいないと思いますよ。今日から冬休みなのでスキーに連れて行きました。娘は手が冷たいと泣いていました(デジャヴ)」と、ユーモアを交えて投稿したあやかさん。その機転の良さを絶賛する声も寄せられました。
「こういう上手い返しが出来る人素敵」「炎上対策がうますぎる。必要な情報が全部入ってるし、さらに子どもを大事に育てていることがうかがえる一文もある。芸能人のマネージャーになった方がいい」
それでもまだ、「えっ本物の親さんですか?」と疑う人に対して、「信じてくれない方に何を言っても信じてもらえないと思っていますので、特に気にしてはいませんが、昨日はちゃんと上着を着て帰って来てくれたことをご報告致します。母はそれだけで安心です」と、投稿していたあやかさん。
実は娘さんは、何度も上着やタイツを学校や学童に忘れているという、天真爛漫で元気な女の子。そんな娘さんの薄着騒動について、あやかさんにお話を聞きました。
ーーお家を出る時は着ていた上着やタイツ、娘さんはなぜナップサックに入れて下校を?
「あの日の1週間前ぐらいから今年最強の寒波が来ると報道されていたので、備えは充分していたんです。なので、『なんで着て帰って来んかったん?』と聞いたところ、『学校があったかかったから間違えたー!』と説明されました(笑)」
ーーなんと(笑)。
「娘は小学校1年生なので、まだ自分で体温調節できないのもありますし、ナップサックに詰め込んでしまい、出すのが面倒くさかったのもあると思います」
ーー泣いていた様子が話題になったことについて、娘さんは何かおっしゃってますか?
「『ジャンパー着んかったらジャンパー買えない貧乏な人って思われるし、お母さんが虐待してるって思われるから今日はちゃんと着て帰ってきてね』と、何度も伝えました。『うん!わかったー!』と言っておりました。ちゃんとその日は着て帰ってくれて良かったです」
ーー妹さんとおじいちゃんのやりとりを後ろから見ていた息子さんは何かおっしゃってましたか?
「『妹がさー、ジャンパー着んとさむぃーーって泣いとるところ、テレビに映るよ!』と教えてくれました」
ーー報道された一場面から一方的に非難する声もあったことについては、どんなお気持ちですか?
「受け取り方は皆さんそれぞれなので全然気にしてません。あるある~とか、ほっこりしたとか、くすっと笑ってもらえてるなら本望です!」
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あやかさんのご家族が住む地域は雪景色が美しい場所。そのため、日々たくさんのテレビ取材があり、お子さんたちもカメラを向けられることには慣れているのだそうです。
「えーんしてたらどうした?と答える人のいるあたたかさ」という声も寄せられた、雪国のほっこりとした日常が垣間見えた今回のニュース。いつかご家族の楽しい思い出のひとつになるといいですね。
(まいどなニュース/Lmaga.jpニュース特約・はやかわ かな)