去年、埼玉県ふじみ野市で医師が散弾銃で撃たれ殺害された立てこもり事件で、さいたま地裁は、殺人などの罪に問われた被告の男に無期懲役を言い渡しました。起訴状などによりますと渡辺宏被告は去年1月、ふじみ野市の自宅で亡くなった母親の担当医だった鈴木純一さんが弔問に訪れた際、鈴木さんを散弾銃で撃ち殺害した罪などに問われています。これまでの裁判で、渡辺被告は殺意を否認していましたが12日の判決でさいたま地裁は渡辺被告の殺意を認定した上、「母親の死の直前の鈴木医師の行動に一方的に恨みを募らせ自らの道連れに犯行に及んだのは理不尽」などとして無期懲役を言い渡しました。最後に裁判長は渡辺被告に対し、「いかに冷酷な犯行をしたのか振り返ることなどから償いは始まる」などと述べました。
去年、埼玉県ふじみ野市で医師が散弾銃で撃たれ殺害された立てこもり事件で、さいたま地裁は、殺人などの罪に問われた被告の男に無期懲役を言い渡しました。
起訴状などによりますと渡辺宏被告は去年1月、ふじみ野市の自宅で亡くなった母親の担当医だった鈴木純一さんが弔問に訪れた際、鈴木さんを散弾銃で撃ち殺害した罪などに問われています。
これまでの裁判で、渡辺被告は殺意を否認していましたが12日の判決でさいたま地裁は渡辺被告の殺意を認定した上、「母親の死の直前の鈴木医師の行動に一方的に恨みを募らせ自らの道連れに犯行に及んだのは理不尽」などとして無期懲役を言い渡しました。