岐阜県高山市で、飛騨地方の正月飾り「花もち」の競り市が行われました。 花もちは、木の枝に紅白の餅を巻きつけて花に見立てる飛騨地方の正月飾りです。
1976年から続く競りは14日午前7時過ぎから、威勢のいい、競り人の掛け声で始まりました。
今年はクマの出没が多かったことから、山に木の切り株をなかなか取りに行けなかったということで、去年よりも100株ほど少ない約730株の入荷となりました。
高さ1.5メートルのものが1万3千円で競り落とされましたが、例年よりも安値の取り引きとなりました。
最近は30センチほどの小さめの花もちが人気を集めているということで、こちらは2000~3000円で、高山市内のお店で購入できるということです。