三重県桑名市の多度大社で行われる「上げ馬神事」をめぐり、神社への爆破予告が届いていたことがわかりました。
関係者によりますと10月31日、県に「上げ馬神事」が動物愛護法に違反し虐待に当たると主張したうえで、11月4日に多度大社での爆破を予告する内容のメールが届いたということです。 神社は、参拝や祈祷を妨げる内容だと判断し警察に相談したうえで、安全のため4日は参拝と祈祷の受け入れを終日停止するということです。 5月に行われた「上げ馬神事」では、前脚の骨を折った馬1頭について安楽死の対応が取られたほか、法被やロープなどで馬をたたくなどの行為が確認されていて、三重県教育委員会が威嚇行為の根絶などを求める改善勧告を出しています。