岐阜県内でクマに襲われる被害が相次いでいることを受け、飛騨市でクマに遭遇した際の対処法などを学ぶ研修会が行われました。
飛騨市では、2日までにクマの目撃件数が前年度の約3倍にあたる118件にのぼっていて、10月には80代の男性がクマに襲われ重傷を負っています。 3日に飛騨市で行われた研修会には住民約30人が参加し、長岡技術科学大学の山本麻希准教授からクマの生態などを学びました。 山本准教授によりますと、クマに遭遇した際はうつ伏せになり、手で頭や首を守るとともにクマにひっくり返されないように足を広げることが大切だということです。 また、クマは木登りが得意で頭上にいることもあるので、高いところにも目を配って欲しいと話していました。