埼玉県小川町のJR八高線の踏切で20日、列車と軽トラックが衝突した。軽トラックを運転していた男性(71)は事故直前に逃げ出し、無事だった。
人々が列車から降りて、線路沿いを歩いている。
列車の先頭部分には、ひしゃげた軽トラックが止まっている。
20日午前9時前、埼玉県小川町にあるJR八高線の踏切で、列車と軽トラックが衝突した。
通勤時間帯の事故で、車内には多くの乗客がいた。
「お待たせしました。前の方に続いてゆっくりお進みください」と誘導され、乗客は列車を降り、バスへ乗り換えていた。
軽トラックを運転していた男性(71)は事故直前に逃げ出し、無事だった。
軽トラック運転手の脱出を手伝った人が、取材に応じた。
「(車が)止まっていた、踏切の真ん中に。運転手が遮断機を上げていたので『俺が手伝って上げてやる』と言って。1回持ち上げたら(列車が)来ちゃった。だから『逃げろ!』『危ないから逃げろ』と…」と、当時の状況を話した。
この事故で、乗客2人が軽いケガをしたという。(「イット!」 10月20日放送より)