宝塚歌劇団は2日、宝塚大劇場宙組公演「PAGAD(パガド)/Sky Fantasy!」の上演を8日まで中止を延期すると発表した。
宝塚歌劇団では、所属する25歳の女性が30日朝に兵庫県宝塚市内の自宅マンション敷地内で死亡していたことが、1日に分かった。宝塚大劇場の宙組公演は9月29日に初日を迎えたが、1日の2公演が「複数の出演者の体調不良が判明し、公演実施が困難なため」と急遽中止になっていた。
また公式HPで、木場健之理事長が「この度の歌劇団生徒の急逝につきまして、心より哀悼の意を表するとともに、お客様にはご心配をおかけしておりますこと、深くお詫び申し上げます」とつづった。「歌劇団といたしましては、生徒の体調も含めた安全を第一に考え、それらを確認したうえで今後の対応を考えていきたいと思っています。そのため、専門家にも入っていただき、一人ひとりの心のケアなどにも時間をかけ、生徒の心情に寄り添ってまいります」と今後の対応について明かした。
また10日以降の公演については、8日中に発表される。