先月、千葉県習志野市の質店に男らが押し入り、4000万円相当の腕時計などを奪った事件で、警察は実行役の17歳の少年を逮捕しました。この事件を巡って逮捕されるのは5人目です。
強盗傷害などの疑いで逮捕されたのは、埼玉県深谷市の自称作業員の少年(17)です。
警察によりますと、少年は先月7日、習志野市の質店で従業員の男性(50)を包丁のようなもので切り付けてけがをさせた上、腕時計など4000万円相当を奪った疑いがもたれています。少年は、すでに逮捕されている実行役の男とともに店に押し入り、ハンマーを使ってショーケースを割って、腕時計などを奪ったということです。
取り調べに対し、少年は「知人がもってきた仕事としてやった。ハンマーを持って店に入った」と容疑を認めているということです。
この事件に関与したとして逮捕されたのは少年が5人目で、警察は“闇バイト”を通じて集められたとみて、指示役についても捜査を進めています。