鹿児島市の海水浴場で29日午後、66歳の男性が孫と遊泳中に溺れ、死亡しました。
喜入海上保安署によりますと鹿児島市の生見海水浴場で29日午後1時半ごろ、「海水浴場で1人が意識不明」とライフセーバーから119番通報がありました。
海水浴場では鹿児島市の財部和典さん(66)と孫の男の子が遊泳区域でおぼれ、救助されましたが、財部さんは意識不明で病院に搬送され、死亡しました。孫の男の子の命に別条はないということです。
財部さんは家族5人で海水浴に来ていて、当時、孫の男の子と海岸からおよそ80メートル離れた沖合で遊泳中に溺れたとみられています。現場は水深2.5メートルで周辺より少し深く、2人は一つの浮き輪につかまって泳いでいましたが、財部さんが声を出して家族に助けを求めたということです。
海保は溺れた詳しい状況や原因など調べています。
(2023/07/29 19:45)