5月31日午後0時10分ごろ、群馬県みなかみ町新巻の群馬サイクルスポーツセンターのサーキットコース(全長6キロ)で、北海道旭川市のラリードライバー、鎌田卓麻さん(48)が運転するラリーカーが、コースを外れて立ち木に衝突した。助手席に乗っていた横浜市戸塚区の自動車部品メーカー社員、山田歩さん(37)がドクターヘリで前橋市内の病院に搬送されたが、外傷性くも膜下出血で意識不明の重体。鎌田さんは腰椎(ようつい)圧迫骨折の重傷を負った。
【写真】ドリフト走行によるタイヤ痕が残る湾岸道路 沼田署や同センターによると、鎌田さんらは6月に京都で開催される大会に向けて、午前9時ごろからラリー専用自動車のテスト走行をしていたという。事故はコントロールタワーから約3・5キロ地点のガードレールのない右カーブで発生。コースから約3メートル離れた左側の立ち木に衝突し、運転席側を下にして横転し、大破した。当時鎌田さんの運転車以外は走っていなかった。 自身のホームページによると、鎌田さんは全日本ラリー選手権や全日本ダートトライアル選手権に参戦。2014年の全日本ラリー選手権ではJN5クラスでシリーズチャンピオンを獲得した。【西本龍太朗】
沼田署や同センターによると、鎌田さんらは6月に京都で開催される大会に向けて、午前9時ごろからラリー専用自動車のテスト走行をしていたという。事故はコントロールタワーから約3・5キロ地点のガードレールのない右カーブで発生。コースから約3メートル離れた左側の立ち木に衝突し、運転席側を下にして横転し、大破した。当時鎌田さんの運転車以外は走っていなかった。
自身のホームページによると、鎌田さんは全日本ラリー選手権や全日本ダートトライアル選手権に参戦。2014年の全日本ラリー選手権ではJN5クラスでシリーズチャンピオンを獲得した。【西本龍太朗】