離婚する理由として「性格の不一致」が多いと聞くが、「宗教」というケースもある。「信仰の自由とは言いますが宗教感が合わないと地獄ですよ」と明かすのは、東京都に住む40代前半の男性(ITエンジニア、システム開発・SE・インフラ/年収500万円)。かつての妻が「カルト宗教」にハマってしまい、離婚したという。
「説得も意味をなさず最終的には〇〇(編注:宗教名)はみんな優しいと言われたのを覚えてます。そりゃ金持ってきてくれるから優しくしてるだけだろと思いましたが」
と当時の思いを打ち明けた。
「最終的には渡していた生活費からもお布施に使われ崩壊」
と決定的な出来事を振り返る男性。「離婚調停するという話だったのに来なかったり」と思い出すと怒りが込み上げる様子で回想している。
「最後までこいつ舐め腐ってんなという感じで、そこまで離婚したいなら引き留める理由も無いと思い離婚しました」
「最後まで本人は来ず、代理人の彼女の弟とやり取りしてましたね。電話やメール、LINEなど全てブロックされてました」
元妻は離婚の話し合いすら直接会うことなく、夫を拒絶したまま離婚したようだ。しかしこれで音信不通とはならなかった。その後、元妻は精神的な病を患ったそうだが、
「ブロックしときながら電話掛かってきたのは呆れました。気づいたら私が居ないから電話したとか言ってましたが、私にどんな仕打ちしたのかすら忘れてしまったんでしょうか」
元妻も追い詰められていたのかもしれないが、男性も受けた仕打ちを許すことはできないのだろう。ただ、「現在は11歳下の方と再婚して子供も居ます」と平穏な日々を送っている様子だ。元妻については
「向こうのことはよくわかりません。連絡手段は最悪当時の義理の親の番号は知ってますが、通じるかどうかも含めて不明です。関わる気無いですから」
と突き放すように綴った。
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