太平洋側で2日から続いた記録的な雨で、各地で被害が出ている。
一方、2日、6つの県で線状降水帯が発生した。
愛知県では水没した車から見つかった男性が死亡したほか、和歌山県では2人が行方不明となっている。
2日午後10時過ぎ、愛知・豊橋市で水没した軽自動車から60代くらいの男性が救出され、その後、死亡が確認された。
警察は、車が大雨で動けなくなり、男性がおぼれた可能性があるとみて調べている。
また、2日に線状降水帯が発生した和歌山県では、大雨の影響で、紀美野町の真国川でトラックに乗っていた高齢とみられる女性が流された。
上流の紀の川市でも70代とみられる男性が流され、あわせて2人が行方不明となっている。
さらに、線状降水帯が発生した静岡県では、大雨により浜松市にある飲食店の裏山の土砂が崩れ、建物が倒壊した。
当時、店内に人はおらず、けが人はいなかった。