名古屋市天白区で5日、パトカーが一方通行の道路を逆走して軽乗用車と衝突し、子供2人を含む親子3人がケガをしました。

5日午後6時前、名古屋市天白区の信号のない交差点で、愛知県警天白署の男性巡査部長(34)が運転するパトカーと、親子3人が乗る軽乗用車が出合い頭に衝突しました。

7歳の男の子が内臓から出血する大ケガ、運転していた母親(35)と1歳の女の子もケガをしました。

パトカーは、パトカーを見て逃げる少年を追いかけて一方通行の道路を逆走して交差点に入り、サイレンは鳴らしていませんでした。

愛知県警は、逆走する際にサイレンを鳴らさなくても「法令違反にはあたらない」としていて、天白署の児玉修副署長は「原因を究明し再発防止に努めます」とコメントしています。