父親とみられる遺体を自宅に放置したとして、埼玉県警久喜署は6日、同県久喜市、無職の男(58)を死体遺棄容疑で逮捕した。
自宅では母親とみられる遺体も見つかり、同署が調べている。
発表によると、男は5日午後1時半頃まで、父親(87)とみられる遺体を自宅2階の洋室に放置した疑い。1階の和室からは、母親(84)とみられる遺体も見つかった。2人の遺体は、死後相当期間がたっていた。男は調べに対し、「父が亡くなり、どうしたらいいかわからなくなった」などと容疑を認めているという。
男は両親と3人暮らし。2人の遺体に目立った外傷はなく、同署が死因を調べている。