北海道八雲町の国道でトラックとバスが衝突し5人が死亡した事故で、トラックを運転していた男性が事故の前、勤務先の関係者に体調不良を訴えていたことが明らかになりました。
今月18日、北海道八雲町野田生で高速バスと養豚業者のトラックが衝突し5人が死亡しました。
その後の警察への取材で、トラック運転手の梶谷誠さんが事故の前、勤務先の関係者に体調不良を訴えていたことが分かりました。
勤務先の「日本クリーンファーム」は、これまで梶谷さんについて健康診断で異常はなく、直近3カ月間は長時間労働などはないとしていました。
日本クリーンファーム・吉原洋明社長:「健康チェックをセルフチェックする体制がある。具体的にどういう確認していたか、今は説明できない」
警察のこれまでの調べで、トラックの車体の異常は今のところ確認されていません。