1日午後、金沢市の北陸鉄道石川線で、高齢の女性が電車にはねられ死亡しました。
記者リポート「北陸鉄道の乙丸駅です。たったいま救助隊員らがブルーシートの奥で救助活動に当たっています」

1日午後1時15分ごろ、金沢市大額の北陸鉄道石川線・大額2号踏切で、「人が列車の下敷きになっている」と、消防に通報がありました。この事故で、高齢の女性が車両と線路の間に挟まれ、その場で死亡が確認されました。金沢市の兼六園に向かうため電車を利用したという乗客の女性は「キューというブレーキ音が聞こえたが、間に合わなかった」と話していました。
北陸鉄道によりますと、電車は鶴来駅発・野町駅行きの2両編成で、当時車内には乗客およそ80人と運転士1人がいましたが、けがはありませんでした。現場は石川線の乙丸駅を出てすぐの踏切で、警察が身元の特定を進めるとともに、事故の原因を調べています。