県立高の卒業生名簿、フリマサイトに38人分流出…ICT支援員が商品画像と間違い公開

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熊本県教育委員会は30日、県央地域の県立高校に派遣されたICT支援員が、卒業生38人の名簿の画像を誤ってフリーマーケットのインターネットサイトに公開していたと発表した。
今のところ、被害の報告はないという。
発表によると、ICT支援員は24日、卒業生が使っていたタブレット端末の充電器が返却されたかを確認するため、名簿を個人のスマートフォンで撮影した。25日に同じスマホを使い、商品の画像と誤ってサイトに公開したという。名簿には氏名などが記載されているが、学校名はなかった。
第三者の指摘で約2時間後に削除したが、20人以上が閲覧した可能性があるという。支援員を派遣したNPO法人から27日に報告があり、県教委は28日に卒業生や保護者に謝罪した。
県教委は支給された機器以外を業務で使うことを認めておらず、「深くおわびする。適切な取り扱いについて指導の徹底を図る」としている。

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