新型コロナウイルス・オミクロン株の電子顕微鏡写真(国立感染症研究所提供)
東京都が新型コロナウイルス感染症に関して、都内に住む20~70代にアンケートを実施したところ、後遺症を疑う症状が2カ月以上あったとする回答が25.8%に上った。割合は若年層ほど高かった。
都によると、アンケートは2月、インターネットで実施し、計1万429人が回答した。陽性と判定されたことがある人は19.6%。後遺症があったとしたのは20代29.1%、30代29.2%、40代25.3%、50代25.5%、60代19.8%、70代10.8%だった。
当てはまる症状を複数回答可で尋ねた結果、「疲労感・倦怠感」が最多で51.6%。次いで「せき」が35.1%。