気象庁は大雨や地震などの防災情報を閲覧する気象庁のホームページが、一時全面的にアクセスできなくなるトラブルがあったと発表しました。
気象庁のホームページでは、大雨などによる災害から命を守るための情報として危険度分布「キキクル」や、地震や津波の情報などがリアルタイムで見られるようになっています。
気象庁によりますと、27日午後1時半ごろ、このホームページが全面的に閲覧できなくなるトラブルが起きたということです。
気象庁では午後1時すぎからホームページの負荷を下げるシステムメンテナンスが行われていましたが、アクセス障害の原因については調査中だとしています。
閲覧障害は1時間ほど続き、午後2時40分ごろ復旧しました。
気象庁の担当者は「利用者の少ないタイミングでメンテナンスを行ったが、このような障害が起き申し訳ない。障害が発生していた時間に大きな地震や津波がなくほっとしている。再発防止に努めたい」としています。
気象庁のホームページはおととし2月にリニューアルされましたが、システムメンテナンスに絡んで閲覧ができなくなったのは今回が初めてだということです。