1966年、静岡県旧清水市(現静岡市清水区)で一家4人が殺害されたいわゆる「袴田事件」の再審=裁判のやり直しの可否について、東京高裁は3月13日に示すことが弁護団への取材でわかりました。
【写真を見る】【速報】3月13日「袴田事件」再審可否判断へ 「5点の衣類」の血の赤み焦点に 東京高裁の判断を待つ袴田巖さん(写真右)と姉秀子さん 弁護団によりますと、この事件で死刑判決が確定している袴田巌さんの再審の可否について、東京高裁は3月13日午後2時に示すと、2月6日、弁護側に伝えたといいます。 弁護側は、犯人が着用していたとされる「5点の衣類」の血の赤みについて、実験などの結果、「長期間みそにつけると赤みは残らない」と結論付け、「5点の衣類」はねつ造されたもので、袴田さんは犯人ではないと主張。 一方、検察側は独自の実験の結果、長期間みそ漬けにしても血痕の赤みは残ったと訴えています。
弁護団によりますと、この事件で死刑判決が確定している袴田巌さんの再審の可否について、東京高裁は3月13日午後2時に示すと、2月6日、弁護側に伝えたといいます。
弁護側は、犯人が着用していたとされる「5点の衣類」の血の赤みについて、実験などの結果、「長期間みそにつけると赤みは残らない」と結論付け、「5点の衣類」はねつ造されたもので、袴田さんは犯人ではないと主張。
一方、検察側は独自の実験の結果、長期間みそ漬けにしても血痕の赤みは残ったと訴えています。