低気圧の影響で、東京23区と埼玉県などに大雪警報が発表された10日、ツイッターで「雪国マウント」というワードがトレンド入りし、ネットユーザーたちからさまざまなコメントが寄せられた。
雪国マウントとは、雪に不慣れな都市部の住民に対して、雪のある生活に慣れた地方の人々が、事前の準備不足を批判したり、雪国では当たり前の適切な対策を上から目線で教えること。東京が大雪に見舞われて全国ニュースなどでもその影響が大きく取り上げられる際に、繰り返し話題になり、最近ではテレビなどで取り上げられる機会も増えている。
この日も、雪国マウントという言葉を含むツイートが多数投稿された。「いざ雪が降った時にいろんなものが止まってしまう脆弱性はどうにかならんものなのか」「いい加減、雪対策のインフラ整備した方がいいでしょ」「東北にいるので、言いたい気持ちはわかる」「都心がまひすると、各所への影響は大きいので」「自分たちの準備が甘かっただけなのにヒーヒー言ってるの見ると雪なめてんのかとは思っちゃうよ」などと苦言を呈すユーザーが目立った。
一方、降雪時に上京した経験があるという北国の人からの「でも東京の雪って北海道とは全然違うのでアレはアレで大変なんですよ」「雪質が違う。ベチャベチャの雪はタチが悪い」とフォローするコメントも。また、「慣れてない雪道歩くなら、ポケットから手を出しなさい。と、白線の上は歩いちゃだめよ」「雪降るとめっちゃ足冷えるから靴用ホッカイロ重宝するよ。寒さは痩せ我慢しちゃいけない」「傘をさして転んだら他人に怪我させる」といったアドバイスを送るネットユーザーも少なく、「マウントと本気で心配して対応方法教えてるのを混同しないでほしい」「関東民は、雪国マウントは聞き流して良いけど、雪国民のアドバイスは聞いといた方がいいと思う」というつぶやきも見受けられた。