ドライブレコーダーが恐怖の瞬間を捉えていました。正月の食材を買おうと車で出掛けたところ、後ろから来た車に猛スピードで追突され、2人がけがをしました。
■後続車が“猛スピードで追突” 車は大破
信号待ちをしている車の後方カメラが捉えた映像です。
乗用車が後ろから猛スピードで追突。激しい音が、衝撃の強さを物語っています。ぶつかった反動で、車は隣の車線にはじき出されました。
前方のカメラにも、その瞬間が記録されていました。
男性:「うお、やばい」
女性:「痛っ」
男性:「最悪」
衝撃で押され、前の車にもぶつかっていることが分かります。
■“高齢男性”追突車を運転「怒りしかない」
事故が起きたのは年の瀬の先月29日、追突された男性は年末の買い物に出掛けた帰りで、助手席には交際相手の女性が乗っていたといいます。
追突された車の運転手:「気付いたら、車が吹き飛ばされて。右車線を塞ぐような形で止まっていた。ほとんど覚えてないです」
救急搬送された2人。目立った外傷はありませんでしたが、男性は首から背中、腰にかけて痛みがあり、日に日に強くなっているということです。
男性によりますと、追突した車を運転していたのは高齢の男性だったといいます。
追突された車の運転手:「明らかな速度超過で、来ていたことは間違いない。謝罪…『すみません』とは言ってたんですけど、本当に悪いと思っているのかなというか。もう怒りしかないです、本当に」
男性は医師の診断を待って、警察に被害届を提出する予定だということです。