福島県警伊達署の庁舎に故意に乗用車を衝突させて設備を損壊したとして、同署は7日、伊達市、建設作業員の男(58)を建造物損壊の疑いで逮捕した。
発表によると、男は5日午後2時半頃、同署の入り口脇の水道設備に車を衝突させ、蛇口を損壊させるなどした疑い。署員などにけがはなかった。同署の調べに対し、男は「警察に迷惑をかけようと思った」と容疑を認めているという。
男は5日、この衝突事故の際、呼気から基準を超えるアルコール分が検出されたとして、同署に道交法違反(酒気帯び運転)の疑いで逮捕されていた。