泥酔し路上で寝ていた男性をひき逃げしたとして、警視庁がごみ収集車の運転手の男を逮捕したことが捜査関係者への取材で分かりました。JNNが入手した防犯カメラの映像には、事件直後に車両が逃走する様子が写っていました。
ひき逃げ事件を起こし、住宅街を逃走するごみ収集車。
ごみ収集会社の社員・李海成容疑者(61)は先月17日の午前1時半ごろ、東京・足立区扇でごみ収集車を運転し、路上で寝ていた40代の男性会社員に衝突し左足の骨を折る重傷を負わせ、走り去った疑いがもたれています。
捜査関係者によりますと、李容疑者は飲食店のごみを回収するため集積所に向かう途中で、衝突直後に車から降りて男性の様子を確認したうえで逃走したということです。
男性は泥酔していたため、車にひかれたことに気づいていませんでしたが、その後、通行人が倒れていた男性を見て110番通報し、ズボンにタイヤ痕があったため事件が発覚しました。
警視庁は、李容疑者の認否を明らかにしていません。