生命保険会社に対し、椎間板ヘルニアなどで9か月の間に18回入院したとウソの申請をし、保険金あわせて250万円ほどをだまし取ったとして、50歳の男が警視庁に逮捕されました。
詐欺の疑いで逮捕されたのは、大阪市の無職・平山哲治容疑者(50)です。
平山容疑者は、東京・新宿区の生命保険会社に対し、2017年12月から9か月間で18回、あわせて176日間にわたり、「椎間板ヘルニア」や「熱中症」などで入院したとウソの申請をし、保険金およそ250万円をだまし取った疑いがもたれています。
警視庁によりますと、平山容疑者は病院の印鑑などを偽造したうえ医師の診断書を自作していましたが、入院回数の多さを不審に感じた生命保険会社が病院に確認し、事件が発覚しました。
取り調べに対し、平山容疑者は「過去、体調不良で入院した際の保険会社の対応に腹が立ってやった」と容疑を認めているということです。