小学生17人一酸化炭素中毒か 理科の実験でガスコンロ使用 石川・かほく市の宇ノ気小

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1日午前、石川県かほく市の宇ノ気小学校で理科の授業を受けていた4年生の児童17人が体調不良を訴えたということです。児童は全員症状が回復し命に別状はないということですが、かほく市は一酸化炭素中毒だったとみて調べています。
宇ノ気小学校によりますと、1日午前10時すぎ、理科室でカセットコンロを使って「物の温まり方」について授業を受けていた、4年1組の児童34人のうち17人が気分が悪いと訴えました。
このうち1人は救急搬送されましたが、その後帰宅し、全員症状は回復したということです。
児童を診察した医師によりますと、コンロの不完全燃焼による軽度の一酸化炭素中毒が原因とみられています。
小学校によりますと、コンロはつまみが固かったため、なかなか火が付かず、換気も不十分だったということです。
宇ノ気小学校は当面、カセットコンロの使用を中止し、再点検を行うとともに、児童の心のケアに努めることにしています。

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