保育園監査を巡る贈収賄事件を受け、京都市は5日、保育園の元理事長から弁当を受け取ったなどとして、市職員1人を戒告の懲戒処分とし、17人を訓戒などのけん責処分とした。また組織運営上の問題があったとして、門川大作市長の給与を3カ月間30%減額し、副市長も2カ月間10%減額する方針。
市が同日公表した調査報告書によると、懲戒処分となった職員は民間保育園の認可を担当しており、弁当や菓子を受け取った。17人は監査業務で保育園を訪問した際、弁当の提供を受けるなどした。職員らは受け取りを拒否するなどしたが、元理事長が強要し応じなかったという。