元プロ野球選手の村田兆治さんの訃報にネットで衝撃が走り、ツイッターでは「村田兆治さん」「世田谷区」「マサカリ投法」「住宅火災」といったワードがトレンドにあがった。多くの人が村田さんを悼んだ。
産経ニュースによると、11日午前3時すぎ、東京都世田谷区成城の村田さんの住宅から出火。村田さんは病院に運ばれたが、死亡が確認された。72歳だった。
村田さんは広島県出身で、プロ野球ロッテのエースとして活躍。豪快な投球フォーム「マサカリ投法」から投げ込む剛速球と、落差の大きいフォークボールを武器に、通算215勝を挙げた。
ロッテで現役時代をともにした愛甲猛さんは「本当にショックです。ついこの間江本(孟紀)さんとYouTubeで村田兆治さんの話をしたばっかりなのに。素晴らしい野球人でした。御冥福を御祈り致します」とツイッターに記し、偉大な先輩の死を悼んだ。
村田さんの訃報に、ツイッターでは「村田兆治さん どうか安らかに」「マサカリ投法でバタバタと打者を斬るカッコいい投手でした。合掌」「現役時代は見てないけど、紛れもなくプロ野球史に残る名選手。ご冥福をお祈りします」などと多くのファンが思いをつづった。「亡くなり方」というワードもトレンドになり、「亡くなり方が悲しい」「火事で亡くなられるとは、何とも…」「あれだけ多くの人々の記憶と記録に残る輝かしい人だったのにこんな最後を迎えたことが悲しい」などと衝撃が広がった。
「サンデー兆治と言われた当時の勇姿が忘れられない」「マサカリ投法、サンデー兆治…。野球史に名を残す大投手だった」「野球少年だった頃マサカリ投法マネしたっけな…」「豪快なマサカリ投法が好きでした」などと活躍を思い返す書き込みも。昭和のプロ野球を彩った大投手の最期は、多くのファンが悲しみに暮れるショッキングなニュースとなった。