スマートフォンを靴に隠して女性のスカート内を盗撮したとして、島根県迷惑行為防止条例違反(卑わいな行為の禁止)に問われた松江市、専門学生の被告の男(35)の初公判が10日、島根地裁(畑口泰成裁判官)であった。
被告は起訴事実を認めた。次回は12月9日。
起訴状などによると、被告は昨年10月~今年7月、松江市内のコンビニエンスストアなど3か所で、先に穴を開けたスニーカーにスマートフォンを隠し、女性5人のスカート内を盗撮するなどしたとされる。
検察側は冒頭陳述で、被告は事前に盗撮に使う新しいスニーカーを購入し、右足の先に切り込みを入れて準備をしたなどと計画性を指摘。被告は被告人質問で「盗撮によるスリルを感じて孤独を紛らわしていた」などと述べた。