長野県小谷村の鎌池に紅葉狩りに訪れた夫婦。しかし、写真を撮るため途中で離れた夫が遭難、行方不明になった。翌朝、夫を発見したのは、捜索に同行していたNBSのカメラマンだった。県内では、散策やキノコ狩りで遭難が相次いでいる。
NBSのカメラマン:「いました。いました。元気ですか?よかった。よかった。大丈夫ですか?」
NBSのカメラマンの呼びかけにうなずく男性。
岐阜県関市の77歳だ。
その後、合流した警察官にお茶をもらい、ゆっくりと飲んだ。
男性は10月24日、夫婦で小谷村の鎌池に紅葉狩りに訪れた。
夕方、妻が先に車に戻ったが、「写真を2、3枚撮りたい」と別れたまま行方がわからなくなっていた。
25日朝7時から警察や消防団が捜索。
男性のものとみられるカメラのレンズを発見した。
その後、同行していたNBSのカメラマンがペットボトルを見つけ…、
午前8時10分、男性を発見。
NBSのカメラマン:「いました。いました!元気ですか?」
警察官と合流:「大丈夫?話できる?寒いね」
男性:「駐車場の近くまで行ったんだけど違う方に…」
男性は池から徒歩で10分ほど下った場所で見つかった。
目立った外傷はなく、念のため病院に搬送された。
携帯は通じにくい場所で、道に迷ったという。
男性の息子:「一時はどうなるかと思ったけど、無事な姿が見られてよかった。皆さんのおかげで助かりました。ありがとうございました」
長野県内では散策やキノコ狩りでも遭難が相次いでいて、警察が注意を呼びかけている。
(長野放送)