国際政治学者の三浦瑠麗氏が25日、ツイッターを更新し、狎加害瓩紡个垢覽定見直しについて私見をつづった。
性犯罪規定の見直しを検討している法相の諮問機関「法制審議会」の担当部会は24日、刑法の強制性交・準強制性交罪を統合し、「暴行・脅迫」を用いない性行為についても強制性交罪が成立することを明示した試案を提示。また、性行為に同意する能力があるとみなす性交同意年齢をこれまでの13歳以上から、加害者が5歳以上離れた場合などに限って16歳以上に引き上げた。
他方で性被害の当事者団体などが求めていた「不同意性交」の明文化については先送りされた。
これに三浦氏は「強制性交罪の刑法改正試案、不同意性交罪の見送りは賛成。さまざまな犯罪の刑罰に均衡性が保たれにくくなること、また不同意の証拠は当事者の後から申告でよくなり冤罪や別れた相手への復讐が横行する可能性があること。無理矢理の性交が全てそこに押し込められて軽微な犯罪と化す可能性があるからだ」と指摘。
性交の同意年齢の引き上げについては「同意可能年齢の線引きは難しい。かつてとは社会のモラルが変化している。年齢差が問題だ、とはわたしの経験からは思わなかった。5歳上でも優しい人は優しく、2歳上でも傷つける人は傷つけるから」とした上で「臓器提供と遺言の意思表示可能年齢は15歳。自分の身体を自由にする権利は年齢を揃えても良いのでは」と提案した。
三浦氏は「年齢差を問題視するのではなく、15歳という年齢で切ることで、脅迫や圧迫等を用いない性行為への同意能力を認めたいという意見は、一見奇異には聞こえるかもしれないが、そう考えている」とつづった。