26日夜、愛知県一宮市で男子高校生が男2人に鞄を奪われそうになったという強盗未遂事件は、男子高校生のウソだったことがわかりました。

26日午後10時半ごろ、一宮市神山3丁目の公園で「『助けて』という叫び声を聞いた」と通行人から通報があり、現場にいた男子高校生(16)が「男2人に鞄を奪われそうになった」と話したため、警察は強盗未遂事件として捜査していました。

しかし、27日になって男子高校生が愛知県警一宮署を訪れ、「友人たちとふざけていた」「友人をかばうためにウソをついた」と説明し、事件はウソだったことがわかりました。

公園で男子高校生と悪ふざけをしていた友人は、駆けつけた警察官を見て立ち去ったとみられています。

警察はウソの被害届を提出した男子高校生について、軽犯罪法違反の疑いも視野に話を聞いています。