「Repezen Foxx」(レペゼン・フォックス)のDJ社長(30)が次期衆院選への出馬表明はメンバーも寝耳に水だった。社長とDJふぉい(26)、DJまる(26)が28日、レペゼンのユーチューブチャンネルの生配信で、ファンと出馬の是非を巡って、意見を交わした。
社長は27日、NHK党の立花孝志党首(55)との生配信で次期衆院選への出馬を表明。ユーチューブ登録者数340万人超えの人気DJ集団のリーダーである社長の決意表明にふぉいがメンバーを代表して、出馬表明の真意をただした。
「政治家になることで、若者に夢を与えたい」という社長に対し、ファンからは「政治家はやめて」「なんでNHK党から」「政治家にならなくても世界一になれる」「活動が中途半端になる」と反対意見が多数を占めた。
ふぉいは「社長はやりたいと思ったことを想像以上にやる。政治家をやりたいとなれば熱量がある。俺らの代はマジで政治に興味がない。よくなるか分からない状況なら面白い人にやってほしい」と社長の決断をプッシュした。
NHK党からの出馬に批判が多いことに社長は「ほかの党とも話はできたが、自民党ならこの発言やめてとかなる。(NHK党は)最も自由だし、今のままのスタイルでできる。自分の言いたいことを言いたい」と言動に制約がかからないことが優先順位とした。
もっとも社長は「(NHK党の)イメージはめちゃくちゃ悪い」と笑わせれば、ふぉいも「俺も」と賛同。それでも政治に挑戦する以上、レペゼンらしさを維持できるのは、NHK党しかないと落ち着いた。
賛成派からは「社長なら日本を変えられるかも」「この行動力が社長の魅力」「メンバー全員が出てほしい」とエールも送られ、社長は「みんなで俺を育てて」と呼びかける場面も。
最後にメンバーのDJまるも登場し、「身内としてもファンとしても今じゃない。世界一になった後にやったほうがいい」と待ったの声がかかるなど、メンバー間でも意見は割れた。
ファンの間でも賛否で過熱している状態とあって、社長は「ファン同士ではケンカしないでほしい。衆院選がいつ行われるかわからんので、その時にまたこの議題を持ち出すかもしれん」として、いったん、この出馬論争を棚上げさせるとした。