2023年春に卒業予定の大学生らの採用の内定が解禁になり、全日空が内定式を行った。
きょう午後2時半から行われていた全日空の内定式には、3年ぶりの採用となった総合職と、2年ぶりの採用となった自社養成パイロットの合わせておよそ90人が参加した。
23年度入社の採用試験は、卒業後3年以内をエントリー対象とし、今回の採用者のおよそ2割は既卒者となった。また、内定式では、22年度中に入社する総合職の中途採用を3年ぶりに実施するとの発表も行われる。
一方、客室乗務員についてはコロナ禍で採用が見送られていて、24年度入社についても未定とした。
内定式で挨拶に立った井上慎一社長は、「新型コロナウイルスのトンネルの出口はもうすぐそこです。いよいよ航空会社として本領を発揮する時が近づいてきました。共に、次の時代の、新しいANAを作り上げていきましょう」などと内定者を激励した。