政府は、度重なる北朝鮮のミサイル発射に、警戒感を強めている。
国会記者会館から、フジテレビ政治部・亀岡晃伸記者が中継でお伝えする。
北朝鮮は、9月25日以降、10月4日までに5度も弾道ミサイルを発射していて、政府関係者は「数が多すぎて異例だ」、「技術の向上を見せつけているのではないか」などと指摘している。
政府関係者は、「飛距離を見ても、アメリカ軍基地のあるグアムなど、アメリカを意識したように見える」と指摘した。
政府内には、「日本海で実施された米韓合同軍事演習への反発」との見方が強い一方、アメリカのアクイリノ・インド太平洋軍司令官の来日も意識したとの見方もある。
ミサイル発射後、浜田防衛相は、司令官と会談し、北朝鮮の暴挙を強く非難することで一致した。
政府内には、「核実験を含め、さらなる挑発行為に出る可能性がある」との警戒感が強まっており、北朝鮮の動向を注視している。