静岡県牧之原市のこども園で、通園バスに園児が置き去りにされ死亡した事件からきょうで1か月になります。園は今週から再開していますが、この1か月の間に22人が転園を希望しています。
記者「事件発生から1か月が経ちました。園では、四重チェックで園児の登園確認をしているということです。きょうは増田理事長の姿も見られます」
牧之原市の認定こども園・川崎幼稚園では9月5日、この園に通っていた河本千奈ちゃん(当時3)が通園バスの中に約5時間にわたり取り残され、熱中症で死亡しました。
園側は事件に至ったいきさつについて、園児がバスを降りる際の確認を怠っていたなど4つの人為的ミスが重なったためと説明しています。
園はチェック体制を見直したとしておとといから再開していますが、通園バスの運行は見合わせています。
川崎幼稚園を巡っては、この1か月の間に22人が転園を希望していて、このうち16人の転園先が決まっているということです。