元衆院議員の宮崎謙介と元衆院議員の金子恵美氏夫妻が27日、安倍晋三元総理の国葬に参列後、ABCテレビ「news おかえり」の中継に登場した。
葬儀が始まる2時間前の正午に武道館に入っていたという宮崎氏。印象に残った場面について聞かれると、「菅元総理の弔辞で涙した」と友人代表・菅義偉氏の追悼の辞に涙を流したことを告白。
続けて「(安倍氏の)地元、山口の方々が私たちの前に献花されて。おそらく(それまで)外で待っておられたと思うんですが、ざーっと入ってこられて。その中の1人の女性が、昭恵夫人のところに行って、ガッと近づいて(昭恵夫人を)抱きしめられたんです」と明かした。
「そのシーンを見て、安倍(元)総理に近い方々がすごく悲しんでいるんだというのが伝わってきました」と話した。
宮崎氏は葬儀に出席したことについて、「安倍(元)総理の下で、国会議員をやらせていただいて、多くのことを教えてもらいました」「銃弾に倒れたことは忘れてはいけないと思いました」と理由を説明した。
また国葬の賛否については「民主主義のプロセスとして、国会にかけるなど、なんらかの手続きが踏まれていれば、ここまで騒ぎは大きくならなかったと思います」と語った。
今回の国葬に際し、警視庁は、およそ2万人態勢で警備にあたっており、厳戒体制と報道されている。