TBS系「サンデーモーニング」(日曜・午前8時)は18日、東京五輪・パラリンピックを巡る汚職事件で、東京地検特捜部が14日に大会スポンサーの選定で有利な取り計らいを受けた謝礼などとして、大会組織委員会元理事・高橋治之容疑者(78)=受託収賄容疑で再逮捕=側に約6900万円の賄賂を渡したとして、贈賄の疑いで出版大手KADOKAWA会長の角川歴彦(つぐひこ)容疑者(79)を逮捕したことを報じた。
コメンテーターでジャーナリストの青木理氏は今回の事件について「まだ捜査は先がたくさんあると思います」などとした上で「いずれにしてもコンパクトとか復興とか言っていて五輪が結果的になのか金と利権にまみれたある種、腐敗五輪だったと明らかになった」と断じた。
さらに「振り返ってみると女性差別とか障害者いじめとか開催費膨張とか東京五輪って一体なんだったのか?って改めてもう1回総括して。札幌に五輪を呼びたいと北海道、札幌は考えてるようですけど、もう1回仕切り直さないととてもそんな状況にないと考えるべきだろうと思います」と指摘していた。