アダルトビデオ(AV)に出演した女性に契約書などを交付しなかったとして、秋田県警由利本荘署と県警生活環境課は14日、秋田市に住む自営業の30歳代の男をAV出演被害防止・救済法違反容疑で秋田地検に書類送検した。
同法違反容疑の立件は県内で初めて。
県警によると、男は昨年10月31日頃、自身が手がけるAVに出演した女性に対し、撮影内容や日時、場所、報酬などに関する説明書や契約書を交付しなかった疑い。容疑を認めている。
男は映像をインターネットの動画販売サイトにアップロードして販売していたという。同法は、AV出演者の被害防止のため昨年6月に施行された。