池袋暴走事故の遺族を侮辱した罪などで起訴された男が、拘置所内でFNNの取材に応じ、「ツイッターを謹慎したいと思います」などと心境を語った。
油利潤一被告(23)は2022年3月、池袋で起きた車の暴走事故の遺族・松永拓也さんのツイッターに「金や反響目当て」などと書き込んだ侮辱罪で在宅起訴された。
油利被告は22日、東京拘置所内で記者の接見に応じ、「炎上目当てでやってしまった。松永さん、真菜さん、莉子さんに対し、申し訳ない気持ちでいっぱいです」と反省の言葉を述べた。
また、在宅起訴から2カ月後の2022年8月、ツイッターに「新宿か秋葉原でどーなるか覚えておけ」などと投稿し逮捕・起訴されたことについて、「起訴を受け侮辱はやめようと思った」としたうえで、動機について、「加藤死刑囚の死刑執行を知り、ネットのトラブルという点で自分と重なり、供養したいと思った」と語った。
最後に、ツイッターを続けるか問いかけると、「さすがにもうできないでしょ。謹慎したいと思います」と話した。