気象庁は11日、北日本から西日本までの広い範囲で12日から13日にかけ、中国大陸から黄砂が飛来すると予想されると発表した。水平方向で見通しの利く距離「視程」が悪くなる可能性もあり、交通障害が発生するおそれがあるとして注意を呼びかけている。
福岡市などで黄砂 かすむ市街地(2022年) 気象庁によると、11日午前に中国・華北地方や東北地方で黄砂が観測された。12日には大陸で吹き上げられた黄砂が上空の西風に乗り、日本列島の広範囲に飛来すると見込まれている。

中国では視程が2キロ未満になった所もあったといい、日本でも視程が10キロ未満となったり、所によっては5キロ未満となったりすることも予想されている。 九州では12日朝にかけて寒冷前線が通過した後、午前中から北部を中心に黄砂の飛来を予想。中国地方は12日、四国・近畿・北陸・東北・北海道は12日から13日にかけ、東海・関東甲信地方は12日午後から13日にかけて飛来するとみられる。 福岡管区気象台は、洗濯物などへの黄砂の付着や、見通しが悪くなった場合には車の運転など交通障害などにも注意するよう呼びかけている。【山崎あずさ】
気象庁によると、11日午前に中国・華北地方や東北地方で黄砂が観測された。12日には大陸で吹き上げられた黄砂が上空の西風に乗り、日本列島の広範囲に飛来すると見込まれている。
中国では視程が2キロ未満になった所もあったといい、日本でも視程が10キロ未満となったり、所によっては5キロ未満となったりすることも予想されている。
九州では12日朝にかけて寒冷前線が通過した後、午前中から北部を中心に黄砂の飛来を予想。中国地方は12日、四国・近畿・北陸・東北・北海道は12日から13日にかけ、東海・関東甲信地方は12日午後から13日にかけて飛来するとみられる。
福岡管区気象台は、洗濯物などへの黄砂の付着や、見通しが悪くなった場合には車の運転など交通障害などにも注意するよう呼びかけている。【山崎あずさ】