国民民主党公認で東京選挙区から参院選に出馬している牛田茉友氏が、2025年7月15日にXで、応援演説に駆けつける予定だった玉木雄一郎代表について、事故渋滞により「到着が叶いませんでした」と報告した。代わりに、スマートフォンにマイクをあて「電話街宣」を行ったという。
玉木氏はこの日、11時から新宿駅東南口で牛田氏の応援演説をする予定だった。しかし、玉木氏は「直前での事故渋滞」により現場に到着できなかったという。11時40分頃に牛田氏がXで伝え、謝罪した。
牛田氏は、「代表が『どうしても現地に集まった方々に声を届けたい』とのことで、渋滞中の車内から電話を通じ、スマホのスピーカーホンから演説中です」として、スタッフがスマートフォンにマイクを当てている様子の写真を投稿した。
続く投稿では、「まさかのそのままスピーカーホンで急遽『電話街宣』をしました」として動画を投稿した。玉木氏はスマートフォンを通し、「手取りを増やす」政策の実現のため、今回の参院選で16議席以上を獲得し、非改選の議席と合わせて、予算を伴う法案を提出できる21議席以上の獲得を目指すと訴えた。
最後には、「引き続きトンネルの中に居りますので、残念ながら到着することが難しい状況になっておりますけれど」と状況を伝えつつ、「声でのお願いに留まって恐縮ですけれども、どうかみなさん、牛田まゆをどうかよろしくお願いします」と呼びかけた。
玉木氏もXで、「ひどい事故渋滞で車が全く動かず、11時からの新宿駅東南口での街頭演説に間に合いませんでした」「電話を使って音声のみの演説&投票依頼をさせていただきました」と報告し、到着できなかったことを謝罪した。なお、12時から三軒茶屋で予定していた奥村祥大氏の街頭演説には間に合ったという。
東京選挙区は欠員の補充を含む7議席を32人の候補者が争っている。