クレーンゲーム景品のおもちゃ拳銃、所持していると銃刀法抵触の恐れ…実弾発射能力を確認

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警察庁は17日、クレーンゲームの景品として中国から約1万6000丁輸入された玩具銃について、本物の拳銃と同様の発射能力が確認されたと発表した。
所持していると銃刀法に抵触する恐れがあり、最寄りの警察署に届け出るよう注意喚起している。
発表によると、玩具銃の商品名は「リアルギミックミニリボルバー」。プラスチック製で、昨年12月以降、中国から輸入した業者から31道府県の78企業に卸された。対象年齢は12歳以上と記載されている。
兵庫県警などが5月、別件で捜索した住宅で発見し、鑑定の結果、実弾が発射できる能力が確認された。これまでに回収できた商品は約450丁にとどまる。
玩具銃を巡っては、通販サイトで販売された別の中国製の16商品にも拳銃同様の能力が確認され、同庁が商品画像を公開し、購入しないよう呼びかけている。

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