石丸伸二氏が代表を務める地域政党「再生の道」の爛札僖譟璽蛤鄒鎰瓩呂Δ泙ハマるか。
4日、石丸氏と東京選挙区候補者の吉田あや氏が二手に分かれ、街頭演説を行った。石丸氏は10か所、吉田氏は11か所をそれぞれ回るなど精力的に活動した。
同党は東京都議会選挙で候補者を一般公募。1128人の応募者の中から「仕事ができる人材」を基準に選考し、35選挙区に42人の候補者を擁立。しかし立候補者全員が落選となった。
その原因の1つが知名度の低さだった。都議選期間中に立候補者の応援演説に参加した吉田氏は、1日に行われた同党の会見で党の認知度の低さを痛感し「認知度を上げていくのは今回の選挙でいち目標にしてます」と語ったほど。
石丸氏も告示日の囲み取材で「基本の戦略は実際の露出を増やす。ネット選挙という言い方も昨年から流行ったようにも思うんですが、それに特化するなんて意向はまったくないです。とにかく回りたいです」とリアル選挙の重要性を訴えた。
吉田氏は日本貿易振興機構(JETRO)に入社し、外務省在ロシア日本大使館で在外公館派遣員として活動するなどロシアに精通。石丸氏が「実力としては最強の部類に入ると思う」と評した逸材だ。
吉田氏の実力を買う石丸氏と、吉田氏本人は二手に分かれて街宣活動を行うことにしたという。しかし陣営内部からはまだ早いのではないかという声が上がっている。「吉田さんは再生の道を応援してくれて、YouTubeなどを見てくれている人たちの間では知られた存在です。しかし一般的な知名度はまだまだです。やはり代表の演説に多くの人が集まる。せめて今週末まではセットで街頭演説をした方がいいのではないかという声があります」(陣営関係者)
セパレート作戦はどのような結果をもたらすのだろうか。