「ふらふら走行していた」との目撃情報も 2人死亡 名古屋空港行きバス横転

きょう午前、名古屋市北区で空港に向かっていたバスが高速道路上で横転し、2人が死亡しました。バスは事故の前に、「ふらふら走行していた」という目撃情報もあり、警察が状況を調べています。
事故が起きたのは名古屋市北区の名古屋高速道路豊山南出口付近で、きょう午前10時10分ごろ、名古屋の栄発名古屋空港行きの高速バスが横転・炎上しました。乗用車1台も事故に巻き込まれ、警察や消防によりますと、この事故で乗客1人とバスの運転手の男性とみられるあわせて2人が死亡。他の乗客や乗用車に乗っていた人など7人がけがをしました。
事故を起こしたバスは県営名古屋空港に向かっていましたが、捜査関係者によりますと、事故の前に「バスがふらふら走行していた」という目撃情報があるということです。
あおい交通社長 松浦秀則社長「今、状況を把握していない。(運転手は)3、4年バスのドライバーをやっていた。とにかく事故は申し訳ないこと。解決しないといけない」
バスの前面の運転手側が大きく凹んでいて、高速出口の分離帯が破損していることから、バスがここへ衝突したとみて警察が事故の経緯や原因を詳しく調べています。