安倍元首相の県民葬会場を訪れ、遺影に手を合わせる人たち=15日午前11時22分、山口県下関市
山口県選出の衆院議員だった安倍晋三元首相の県民葬が15日、同県下関市の山口県国際総合センター「海峡メッセ下関」で行われた。国会議員ら約2千人が参列。喪主の妻昭恵さんが遺族代表としてあいさつし「主人は山口県が大好きで、日本のために大きな仕事をさせていただいた。豊かな67年の人生だった。立派にお見送りをしていただきました」と謝意を述べた。市民団体は県内各地で抗議デモを実施した。
県民葬は午後2時ごろ、安倍氏の遺骨が会場に入ってから始まった。黙とう後、安倍氏の生前の姿を映像で流し、参列者が献花。葬儀委員長は村岡嗣政知事が務めた。
県民葬に向け準備が進む会場の「海峡メッセ下関」周辺=14日午後、山口県下関市