記者団の取材に応じる立憲民主党の野田代表=11日午後、仙台市
立憲民主党の野田佳彦代表は11日、自民党内で提出先送り論が出ている年金制度改革法案を巡る石破政権の対応を批判した。本会議や委員会の質疑に首相が出席する「重要広範議案」の一つに年金法案が指定されているとした上で「法案の出る、出ないが分からない事態は前代未聞だ」と述べ、所管閣僚の責任は重いとの認識を示した。
高額療養費制度の自己負担上限額引き上げを全面凍結する政府方針にも触れ「当然、石破茂首相に改めて説明を求めていかなければいけない」と強調した。
訪問先の仙台市で記者団の質問に答えた。